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宝塚カヌーポロクラブ
Takarazuka Canoe Polo Club
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カヌーポロの
ルール解説
2022. 2
目次
3 ゴールキーパーと
控え選手・ 沈脱
① ゴールキーパー
② 控え選手の場所と交代
③ 沈脱
4 各ラインとリスタート
①ライン
②リスタート
②-1 サイドラインからのリスタート
②-2 コーナーからのリスタート
②-3ゴールラインからのリスタート
5 ゴールとセンター
リスタート
①ゴール
②センターリスタート
6 リスタートのコント
ロールのまとめ
7 試合中の審判の
ジャッジ
①違反からのリスタートの場所
②アドバンテージ
③レフリーボール
④語句のまとめ
⑤フリーショット
⑥ゴールペナルティ・ショット
☆☆☆
3.ゴールキーパーと控え選手・沈脱
①ゴールキーパー
ゴールキーパーは、誰? いつでも代わることができる。
☆ボールキープ(保持)で、判断する
☆-①キーパーから見て、味方がキープの場合は、
このときは、キーパーは他のプレイヤーと同様に見なされ、
チャージされる。
☆-②キーパーから見て、敵がボールをキープの場合は、
ゴール下か中央1m以内にいる選手を、キーパーとして見なす。
(味方がボールをキープしているときは、ゴール下でパドルを上げていてもキーパーと見なさない)
「ゴール下か中央1m以内」とは、
★ 前を向いているとき(センターライン方向)は、
ゴールライン上に艇があるはず(船尾から人の身体まで1.5m)。
★ 横を向いているときは、艇の幅2艇分とみなす。
したがって、上記よりも離れている場合は、他のプレイヤーと同様と判断できる。
ゴール下か中央1m以内にいる選手は、ゴールキーパーなので、
パドルを上げている、上げていないかには、無関係である。
つまり、ボールをキープしている敵の選手が、キーパーの艇に アタックしてくるとキーパーチャージの反則➓である。
⇒ 反則
⇒ キーパーボール
確認であるが、ボールをキープしているのが味方の場合は、
敵の選手が、キーパーの艇にアタックしてもキーパーチャージの反則ではない。
もし、2人かそれ以上の選手がゴール下にいるのならば、
最もゴールに近い選手(身体で判断)が、 ゴールキーパーであると判断する。
より明確に示すためにも、さらにパドルを上げることである。
⇒しかし、
ゴール前の混戦で、ゴール下に複数で真横に入り、パドルを上げている場合は、どちらかが速やかにパドルを下げるか移動するべきである。審判はキーパーチャージの判断がしにくく、反則を取ってもらえない場合もある。
☆-③その他の場合
・ゴールキーパーが、ボールを取り合っている場合やキープが未確定の
ときは、ゴールキーパーと見なされない。他のプレイヤーと同じである。 つまり、ゴールキーパーがボールのポゼッションを得られなかったら、
攻撃選手がシュートやパスするまでは、ゴールキーパーではない。
・パドルを上げて守っているゴールキーパーが、目の前のボールを取ため (ボールがフリー状態のとき)にパドルを下ろした場合は、他のプレイヤーと同様にみなす。
・速攻されたとき、ゴールに対して後ろ向きで漕ぐ選手は、
ゴールキーパーと考えない。
⇒ カヤックタックルされても反則ではない(ボールが3m以内のとき)。
つまり、キーパーチャージにあてはまらないということ。
ただし、6m以内では、ゴールキーパーに戻ろうとする選手を積極的 に妨げてはいけない。また、キーパーの位置に戻るために相手の選手をカヤックで押してもよい。
・キーパーの味方が、敵を押したために(このとき敵の向きや速さに変化 がある)、キーパーが押された場合は、キーパーチャージではない。
・敵からのシュートを防ぐため、ディフェンスがゴールの後ろから防いだときは、 ⇒ 得点を与える。
ボールを持って、シュートしてくる相手に対して、
・ゴールから2m以内の場合は、ディフェンダーは、静止したままのパドルや手であれば、ボールのリリース点から1m以内であってもフリーショットを防ぐことが認められる。しかし、ディフェンダーパドルや手は、スローする選手の手の届く範囲外になければならない、スローする選手に向かいパドルや手を動かしてはならない。意図的な行為でリリースする前にボールをブロックした場合は、ゴールペナルティショットが与えられる。
・ゴールキーパーが、相手の手の届く範囲にパドルを入れたら、 パドル操作違反⓬の反則とする。
ただし、シュートしてくる選手が、近づいてきて シュート体制に入ってくる場合は、 キーパーのパドルのブレード面が、すでに相手のシュートコース に固定されたままの場合は、反則ではない。
また、ブレードがゴール面の前に有り、シャフトがシュートする者に近い場合は、ブレードを左右の方向ならパドルを動かしても、反則にならない。
シュート後のボールに対して、
・パドルを上げたが、ボールの威力が強くてパドルが持って行かれた場合は、⇒ 反則ではない。
・ゴールキーパーがボールを止めるため、ゴールを阻止するためにパドルをボールに向かって投げた場合は、
⇒ 重大なパドル操作の反則⓬ と判断し、 タイムアウトのシグナル➐で 笛を3回吹き、
カードのシグナル⓱で、イエローカードを提示する。
ゴールキーパーに対して、イエローカード。
⇒ その場から相手ボール。
・攻撃をされているチームの控え選手がボールを止めるため、ゴールを阻止するためにパドルをボールに向かって投げた場合は、
⇒ 重大なパドル操作の反則⓬ と判断し、
タイムアウトのシグナル➐で 笛を3回吹き、
カードのシグナル⓱で、レッドカードを提示する。
該当選手に対して、レッドカード。
(その試合終了までの時間の出場禁止)。
⇒ 相手チームに得点を認める。
・キーパーがシュートボールを止めて、マイボールにした(ゴールライン をわっていない)その後に、
キーパーがボールを投げるときに、ゴールラインを越えたら反則である。
⇒ コーナースロー➎の反則である。
⇒ コーナースロー。
②控え選手の場所と交代など
控え選手エリアは、ゴールフレームの中央から両側横側に
4mずつで、計8mを除き、ゴールラインの後ろのエリアを空けて待機。
⇒ 違反の場合、口頭注意。
・選手の交代は、いつでも自陣のゴールラインよりできるが、自分の全て の装備とともにゴールラインから全てが完全出て、次の選手が入る。
☆用具の交換や補修でも同様。
もし、同時にゴールライン上にいたならば、 ⇒ 審判は、6人以上でゲームをしたと判断し、
タイムアウトのシグナル➐で 笛を3回吹き、
カードのシグナル⓱で、イエロードカードを コートから出た競技者に、提示する。控えの選手は入場できない。
⇒ ボールがあった場所から相手チーム。
どの選手がコートから退場すべきか明確でない場合は、
チームキャプテンが退場する選手を指名する。
・ 敵の選手がキーパーの後ろを周り、艇に接触すること無く通過しても良い。
・攻撃をされているチームの控え選手が、ゴールを阻止するためにパドルをボールに向かって投げた場合は、
⇒ 重大なパドル操作の反則⓬ と判断し、
タイムアウトのシグナル➐で 笛を3回吹き、
カードのシグナル⓱で、レッドカードを提示する。
該当選手に対して、レッドカード。
⇒ 相手チームに得点を認める。
(その試合終了までの時間の出場禁止)。
③沈脱
(転覆して、全身が艇から出てしまう)
沈脱した者が、危険な状態ではない限り、審判、競技者、チーム登録者、
観客は、手助けをしてはいけない。
沈脱した選手は、自分の全ての装備とともに自陣のゴールラインから自力 で出たら、選手交代時と同様とみなす。このときボールにさわらない。
・もし、ボールに触ったら ⇒審判は、相手ボールとする。
ハンドシグナルは、ホールデング⓳。
・沈脱者が、サイドラインから出たら
ボールが止まっているときに限って、
本人か代わりの選手が自陣のゴールラインから入ることができる。
・沈脱していないが、コート外で、艇から出て、艇に入った水を出したときも沈脱と見なす。
・沈脱した者が、危険な状態場合
⇒ 審判は、タイムアウトのシグナル➐と 笛を3回吹く。
⇒ ボールがあった場所から相手チームのフリースロー。
・沈脱した者の装備が、競技を妨げる場合は、
⇒ 審判は、タイムアウトのシグナル➐と 笛を3回吹く。
⇒ ボールがあった場所から相手チームのフリースロー。
4.各ラインとリスタート
①ライン
全てのラインの垂直面にボールの一部が接したらファウル。
サイドラインでのドリブルやパスのための横投げでのスローに注意。
※ゴールラインやサイドラインについては、仮想ライン(ゴールフレームか ら水面に対して垂直におろしてきたライン)という考え方をする。
コースロープがあまりに たるみ過ぎている場合なども、コースロープ ではなく仮想ラインがゴールラインやサイドラインとして認める。
・ コート内の天井などの頭上の障害物と接触した。
⇒ 一番近いサイドラインの地点で ⇒ 相手のサイドラインスロー ➎。
・ ボールがゴールのフレームに触れてコート内にボールが戻った。
⇒ そのままゲームを続ける
・ ボールがゴールのフレームに触れてコート外にボールがでた場合は、
⇒ 最後にボールに触れたチームの相手ボール
⇒ ゴールラインスロー➏か、コーナースロー➎。
・ゴールのフレーム以外の物(ゴール支柱、ゴール上の天井など) に
触れて、コート内にボールが戻った場合は ⇒ コート外に出たと判断。
⇒ 最後にボールに触れたチームの相手ボール。
⇒ ゴールラインスロー➏か、コーナースロー➎。
②リスタート
サイドラインスロー、コーナースロー、ゴールラインスローなどのリスタートについては、艇をその地点(プールの場合で艇がつけられない場合は 片手をつけて、そのプールサイドやコーナーに届く範囲からとする)につ けて、片手でボールを持ったまま頭上に高く上げて(リフトアップ⇒明確にボールを肩の高さ以上に上げて一定時間静止→1~2秒間)、から始めて(5秒ルール以内に投げる)リリースポイントから1m以上投げる。
投げる動作中のとき(途中で止まらない)は、ラインを割っても可。
相手チームは、1m離れなければならない。
・1m以上投げなかったら、
注意 ドリブルを行う場合でも1m以上投げる。
⇒ 投げそこなったとみなし、笛を1回吹き、5秒以内にもう一度さ せる。
⇒やらなければ、5秒間保持⓫として、相手ボール。
・相手チームは、1m離れなかったら、
⇒ ボールが離れる前に、ボールを取ろうとしていると判断し、
⇒ パドル操作違反⓬の反則をとる。
⇒相手ボール。
・サイドラインスロー、コーナースロー、ゴールラインスローなどを
試みる選手に対して、カヤックを接触させてくる行為は、タイムアウトのシグナル➐で笛を3回吹き、カード提示⓱グリーンカードが適用。
②-1 サイドラインからのリスタート
艇をその地点に付けるが、サイドラインの地点より自陣側ならば可。
※兵庫県 ⇒ プールの場合、片手がサイドラインの地点に 届く範囲とし、艇の先は、相手サイドに向ける。
②-2 コーナーからのリスタート
コーナー ⇒ 艇をその地点に付ける。
※兵庫県⇒ プールの場合、片手がコーナーのマーカーに届く範囲 艇の先は、相手サイドに向ける。
②-3 ゴールラインからのリスタート
自陣側の出場選手の一人が、 艇の一部がゴールライン上ならば、
どこからでも可。
しかし、リフトアップ後、投げる動作が止まって、または、
投げるまで時間がかり(5秒以上)⓫、 何らかの理由で、後退しながら、ラインを割った➎、
投げる動作が始まるまでにラインを割ると相手ボールと みなす。 ⇒ コーナースロー➎。
艇の一部がゴールライン上にあるが、身体がゴールラインを 越えている場合は、 ★リフトアップ後、投げる動作が止まらずに一連の動作ならば、 そのまま続ける。
★リフトアップ後、投げる動作が止まったら、
⇒ ゴールラインスロー➎の反則をとる
⇒ コーナースロー。
5.ゴールとセンターリスタート
①ゴール(得点)
時間 終了時
⇒タイムキーパーが終了と言い、シグナルを出した時点である。
主審がホイッスルを吹き出した正にその時ではない。
ただし、ボールが選手の手から離れていて、ボールが空中にある
場合は、ボールは落下地点まで効力を持つ。
ボールの位置
⇒ボールの全ての部分が相手ゴールのフレームの前面を通過したときが
ゴールであり、得点になる。
・シュートしたボールがゴールフレームに当たって、
→ コート入った場合は、そのままプレイ続行。
→ コート入った場合でも、ボールがキーパーの艇に当たり、コート外 に出た場合は、コーナースローとする。
→ コート外に出た場合は、キーパーボール。
・キーパーのパドルがゴールの中に瞬間的に入ってしまった場合は、
⇒ボールの全ての部分が相手ゴールのフレームの前面を通過したら
得点とする。
・キーパーがパドルをゴールの中に故意に入れていた場合は、
⇒ それで阻止しても 得点は認める。
⇒得点に無関係で、キーパーに対して、
・ゴールのネットが前面の方へたるんでいる場合は、シュートしたボールが ゴールネットに当たって押し出されても得点にならないとし、コートに は入ったら試合はゴールのフレームと同様の判断をする。
②センターリスタート
得点後のリスタートは、両チームが自陣に戻り、得点されたチームの 1人が相手ゴール方向を見て、身体をセンターライン上に静止して付け、 リフトアップしてから審判が開始指示。
相手チームは、ボールを持っている者から1m離れ、両チームの他の艇 の先端は、センターラインを出ない。
・このときの主審判としてのシグナル
1. 得点されたチーム側の手でボールキープ者に「待て」のサインを出し たままで、戻ってくる選手を数える。
2. 得点したチームの3人目の選手が中央を過ぎ去れば逆の手で中央 を示し、
3. 1.での「待て」のサインの手をリフトアップのポーズのサイン を促して、
4. 得点されたチーム選手のリフトアップに合わせて、主審が笛を吹く。
・得点したチームが行う遅延行為(騒ぐ、ボールを無関係な方向に投げる、 記念写真、くつろぐ給水等)に関しては、認めない。
長い場合は、タイムアウトのシグナル➐で、笛を3回吹き、カード提示 ⓱グリーンカードが適用される。
得点されたチームは、得点したチームの3人が、自陣に戻れば、審判の 指示で始める。
ただし、得点したチームの選手は、センターラインを越えて自陣側に身体がなければ(敵陣から自陣に戻っていない選手)、競技に参加できない。
⇒このとき副審は、自陣に戻らずにプレイに参加した選手を確認チェックする必要がある。
⇒もし、この選手が何らかのプレイを行うと反則として、
タイムアウトのシグナル➐で、笛を3回吹き、カード提示⓱イエロー カードが適用される。
6.リスタートのコントロールのまとめ
省略
7.試合中の審判のジャッジ
①違反からのリスタートの場所
・違反の起こった場所とその時にボールのあった場所のうち、
反則を受けたチームに最も有利な場所を示すこと。
・フリースローは、投げる位置から自陣側ならどこからでも行える。
⇒ このとき審判がその場所とリフトアップに同意していない場合は、
笛を3回吹いて試合を止め、やり直しをさせる。
②アドバンテージ
審判が、反則されたチームが、競技継続により利益を得ると判断し、反則を取らずに試合を継続させること。
⇒ プレイオンのシグナルを最大5秒間継続する。 判定変更はできない。
注意 ・一度、笛を吹いたらアドバンテージは、とれない。
・危険なプレイの場合は、すぐにフリーショットを与えるへき。
☆アドバンテージを取る際に、次のパスまたは、シュートがアドバンテージの原因となる反則に影響を受けた場合、あるいは、反則を受けたチームが明確な優位性が認められなかった場合は、
審判によってシグナルと共に元の反則に対する笛が吹かなければならない。審判は反則からの開始位置を指し示す。
例えば、アドバンテージの実行中で、次のプレイでパスがカットされた場合、アドバンテージを取った反則を再度認める。
③レフリーボール
・ ボールの取り合いで、膠着状態のとき(5秒以上)。
・ 敵同士の艇に挟まれたボールがコート外に出た。
・ 負傷者がでたとき。
タイムアウトのシグナル➐で、笛を3回吹き、レフリーボール➑のシグナル
レフリーボールがゴールライン近く(ゴールラインより6m以内)のときは、 6mラインから行うものとする。
サイドラインの自陣側に艇の前を直角に 向け、敵同士の距離を1m離れて、各パド ルを水面上の艇の外側の自陣側に置いて 待つ。
2人の手は、デッキの上かパドルの 上でも可。他の者は、3m以上離れる
主審は、2人の前方の中間に位置し、 ボールを持ち構える。
主審が、笛を吹いて(計時スタート)、 ボールを2人の中央に投げ入れる。
ボールが水面上に落ちてから手で取り合う。
・もし、水面に落ちる前にボールさわろうとすれば、
⇒ 相手にフリースロー⓮を与える。
・もし、ボールを取り合わない場合や相手が取るのを待っていた場合は、
⇒ 相手にフリースロー⓮を与える。
④スローとショットの確認
◯◯スロー →ゴールラインスロー、コーナースロー、サイドラインスロー、リスタートスローの4つ。
・ゴールを狙らったら違反とする。
⇒ 無得点。
⇒ 相手ボール。
この投げたボールがゴールラインを越えたら ゴールラインスローを与える。
◯◯ショット→その他の全てのファールが行われた後に行われる 全てのショット。
⇒ ゴールを狙っても良い。
⑤ フリーショット
6mエリア外でシュート体勢に入っている選手に対しての反則と
パドル操作違反、ホールデング違反、タックル違反など。
審判のハンドシグナルで人差し指で1をつくり、ゴールを指すので、 「 通称、1本と言っている 」
⇒ リスタートは、 ボールを上にして ホイッスルで、開始可。
⑥ ゴールペナルティショット
・6mエリア内でシュート体勢に入っている選手に対して行うこと。
→反則 このとき、キーパーの有無は無関係である。
とても意図的な反則であり危険な反則として扱う。
以下、同様に、とても意図的な反則であり、危険な反則として扱う。
・6m エリア内で、決定的な得点場面につながるパスまたはポジションを
得ることを試みる選手に対して行われる反則。
具体例 キーパーとその前にパス待ちの敵の選手の2人しかいない場合。
ボールがないのに、ハンドタックルを仕掛ける。
反+G(グリーンカード)
ジョッスルでコート外に追い出すなど。 反+反
・6m エリア内で、フリーショットを試みる選手に対して行われる反則。
・6m エリア外で、ゴールキーパーがいない状況で、決定的な得点場面に 繋がるシュートを試みる選手に対して行われる反則
・6m エリア外で、ゴールキーパーがいない状況で、決定的な得点場面に 繋がるパス又はポジションを得ることを試みる選手に対して 行われる反則
審判のハンドシグナルは両手で、人差し指で1をつくり、 ゴールを指すので、「通称、2本と言っている」。
例えば、
・パドルで相手をパドルなどでたたく違反のハンドタックルなど
確実にシュートが決まるときに 相手への明らかな危険行為や 手の届く範囲へのパドル違反など。特に、背後からのパドル操作違 反は、必ず反則と見なす。タイムアウトのシグナル➐で笛を3回吹き、 カード提示⓱イエローカードが適用される。
この反則が生じた際、ショットを行う選手は攻撃側の任意の選手で 4mライン上に静止し、守備側の任意のゴールキーパーは定位置(ゴ ール下1m以内)で行う。
⇒ 主審は、ゴールペナルティショットの反則のシグナルと タイムアウトのシグナルを出す。
⇒ 副審は、他の者を6mラインの外側に出す。
他の選手たちは、ジョスル禁止
ショットをする選手とキーパー以外の無関係な選手が6mライン以内に入った場合の選手やジョスルを行った(始めた)選手は、グリーンカードを与える。
リスタートは、ボールを上にしなくても可だが、
⇒ 笛で、開始。
・ファールが行われた後、フリーショットを行うとしている選手に 対して再度ファールを行ってそれを止めるなど、悪質なファール。
⇒ 主審は、ゴールペナルティショットの反則のシグナルと タイムアウトのシグナルを出す。
⇒ 副審は、他の者を6mラインの外側に出す。 (キーパーなしで、4mラインから)。
・ショット後は、キーパーにブロックされた、コート内にリバウンド した場合は、ボールに対してプレイできる。また、他の選手もショッ トを行った選手からボールが離れたときプレイできる。
・ゴールペナルティショットが試合終了直前に与えられた場合は、
ショットを行った後の以下の4つの場合で試合終了とする。
ゴールしたとき、
キーパーがブロックしたとき、
ショットがゴールフレームに当たってリバウンドしたとき、
ショットが外れてコート外に出たとき。
⑦カード(制裁)
偶発的な反則は存在するが、カードは「意図的」、「危険」 な反則であり、ことの重大性と頻度に応じてペナルティを 科す。
☆詳細に関しては、
次の項目の9.カード(制裁)で述べる。
⑧タイムアウト
(審判は、ゲームを止められる)
・施設や装置の故障により、競技続行で不公平等が生じる場合。
・転覆中の者や沈脱者が、危険な状態のとき。
・沈脱者の装備が競技の妨げになる場合。
・パドルや用具が破損し、公平な競技続行が不可能な場合。
・ケガ人が出た場合。
・レフリーボールの場合。
・ゴールペナルティショットの場合。
・カードを与える場合。
以上 全て
⇒ 審判は、タイムアウトのシグナル➐と 笛を3回吹く。
⑨ 審判の判定
審判と副審が異なるシグナルを示した場合は、タイムアウトをとり
協議することとする。それでも合意がえられない場合は、主審が最後の決定を行う。
⑩ 審判に対する質疑
監督またはキャプテン(腕章)は、
(1)ハーフタイムまたは試合が終了したとき、
(2)コート外にボールアウトしたとき
以上の場合のみに質疑が許される
☆その他の時は、その他のメンバーも話しかけることは禁止。
ただし、その質疑内容は、端的なもののみ。
端的な例 「パドルが近い」、「〇番がオブストラクトをしている」等。
結果、判定は変更や無効とはならない。審判は理由を示すのみとなる。
⇒違反したチームの監督及びチームスタッフの全員に対して1枚の
グリーンカード
(タイムアウトのシグナル➐で 笛3回を吹き、カート提示⓱グリーン カード)。
違反が発生したとき、または試合が次に中断したときに与えられる。
監督及びチームスタッフに与えられたグリーンカードは警告を意味 し、退場を求めない。
グリーンカードによる警告を受けた監督又はチームスタッフが、
再び、コーチエリアを離れた場合、イジェクションレッドカード
(タイムアウトのシグナル➐で 笛3回を吹き、カート提示⓱レッド カード)を左手で持ち両手で、自分の顔面上でバッテンの形をつくる)。
⑪ 試合終了
・試合中、選手が2名になったときは、試合終了となる。
得点はその時点の得点。
・終了時は、タイムキーパーが終了と言い、シグナルを出した時点である。 主審がホイッスルを吹き出した正にその時ではない。
ただし、ボールが選手の手から離れていて、ボールが空中にある場合は、 ボールは落下地点まで効力を持つ。
・ゴールペナルティショットが試合終了直前に与えられた場合は、ショッ トを行った後の以下の4つの場合で試合終了とする。
ゴールしたとき、
キーパーがブロックしたとき、
ショットがゴールフレームに当たってリバウンドしたとき、
ショットが外れてコート外に出たとき、